カポジ肉腫とは?
カポジ肉腫とはヘルペスウィルスによって引き起こされる血管肉腫と言われており、エイズを患っている人が末期になると、口腔内に発症する病気と言われています。また、カポジ肉腫とは多発性特発性出血性肉腫とも呼ばれており、無痛性カポジ肉腫・リンパ節腫脹型・エイズ関連型の3型が認められていて、エイズ関連型は活動性の疾患になっています。それにエイズの発見のきっかけになったのがカポジ肉腫と言われていますし、赤道アフリカでは風土病的になっています。
症状はピンクや赤色の丘疹・円形や楕円形・茶色や紫色の斑点などが、上半身や粘膜に出てきますし、皮膚に広く広がっていくこともあるようです。そしてリンパ節や中枢神経などにも広がっていき、最終的には大きな腫瘍に起因する出血も起こしてしまいます。このようにカポジ肉腫とは免疫力が低下した人に発症しやすくなっている病気のひとつで、エイズ患者にみられる症状の中でも、延命が難しい病気とされています。